シアトルタコマのおばちゃんブログ

アメリカ在住30年以上、現在シアトルタコマのあたりに住むおばちゃんのブログです。

シアトル・タコマ空港でのお困り

シアトル・タコマ国際空港

シアトルは、西海岸の北、カナダに近く、とても美しい都市です。

 

日本からシアトルへ飛行機で行くと、

「シアトル・タコマ国際空港」(Seattle-Tacoma International Airport)に着きます。

「シータック空港」(SeaTac Airport)とも言います。

 

 

この空港は、シータック市にあって、

シアトル市とタコマ市の融合による名前が、1990年に付けられました。

 

「シアトル」はよく知られてますが、

  

「タコマ」と検索すると、

トヨタのタコマ(toyota-tacoma)ばかり出てきます。(苦笑)

 

タコマの情報を知りたければ「タコマ市」と検索した方が良いです。

 

私は、そのタコマ市に住んでます。

 

さて、私は日本から帰ってきたばかり、

 「シアトルタコマ国際空港」についてお伝えします。

 

 

空港でのお困り

 

最初に心配なのは、やはり「入国審査」や「税関」でしょう。

 

「英語で聞かれて答えられるの?」と、不安に思う人は少なくありません。

(最近は海外旅行に行かれる方が多いので、さほどでもないかもしれませんが)

  

他のブログでも説明しているので詳細は割愛します。

 

シータック係員は慣れてるので、英語を心配する必要はないのです。

無愛想な人がいても、こっちが悪いのではありません。(念のため)

 

とはいえ私たちが空港に慣れてなければ、

 

「荷物は?」

「地下鉄?」

「迎えに来てくれた人と会えるの?」

「空港から無事に出て目的地へ行けるの?」

 

などと、不安でいっぱいです。

 

それでシアトルタコマの空港から出るまでのプロセスで、

他のブログがカバーしてない部分をお伝えします。

 

先ずは、荷物を受け取る

 

入国審査を終えると、すぐに荷物を受け取れます。(ターンテーブルがすぐそこに)

 

受け取ったら、飛行機の中で書いた税関申告書とパスポートを係員に見せます。

 

荷物を調べられることは稀ですが、

何を持っていくかは、出かける前に準備していれば、

調べられても心配する必要はないでしょう。

 

私は、うっかり、成田空港で食べた海苔巻きの食べ残しがあり、

「卵が入っている」と海苔巻き二個を取られたことがありました。

 

そこを通過すると、乗り継ぎの人たちとはお別れします。

 

 

そしてまた荷物を預ける

 

ここが最終地の私たちは、

係のおじさんから、また荷物を取りあげられてしまいます。

 

なんたらかんたら喋っているおじさんたちの後ろには、

荷物ベルトがあり、

荷物はそこに乗せられ、どこかへ送られるようです。

 

「私の荷物はどこへ?」と思うかもしれませんが、

 

荷物は、普通の国内便と同じ、荷物受け取り所へ向かうので、

そのまま預けて下さい。

 

ベルトに乗せられた自分の荷物を、不安げに横目で見ながら、

しばらく一緒に進んで、荷物とはお別れします。

 

さあ、次は地下鉄です。

 

地下鉄の名前は Satellite Transit System

 

訳すると「衛星乗り換えシステム」でしょうか。

 

私たちが到着した、入国審査のある、Sゲートのあたりは、

South Satellite (南サテライト)と言って、

地球から離れて回る衛星のように、メインターミナルから離れています。

 

ですから、歩いて渡れません。

 

「地下鉄の駅はどこ?」と心配するかもしれませんが、大丈夫。

 

迷いようがないくらい近くにあります。

 

駅には、他の旅行者たちも待ってます。

 

すぐに電車がやってきて、ドアが開きます。

 

ここで、ふと「これに乗っていいのだろうか」と思ったりします。

 

「どこで降りたらいいの?」と心配でしょうが、駅は三つしかありません。

 

しかも親切に、日本語で案内してくれます。

 

とはいえ、長い飛行機旅の後です。

疲れと緊張で、日本語に気づかないかもしれません。

 

でも大丈夫。

ほとんどの人は、メインターミナルで降ります。

 

たとえ間違っても、

地下鉄はぐるぐる回ってるだけなので、

いずれメインターミナルに着きます。

 

(出国する時も、逆で、なんとなーく出発ゲートに着きます)

 

駅で降りると、登りのエレベーターがあり、荷物受け取りの階へ行けます。

 

エレベーターの降り口のあたりに、迎えの方たちは待ってくれているでしょう。

 

さあ、これで安心です。

 

一番にある、#1のターンテーブルで自分の荷物を取り上げ、

後は、迎えに来てくれた人にお任せです。

 

迎えのない人は、シャトル、バス、モノレールその他で移動します。

 

シアトル・タコマ国際空港は分かりやすいので、案ずるより産むが易しでしょう。

 

 

知らない空港での不安

 

この記事を書いたのは、

今回、出かける前と、戻って来た時に、

不安に思っておられる日本人旅行者たちに会ったからです。

 

私が日本へ向かう時は、

何度も、地下鉄の乗り方を聞いている方に会いました。

 

日本から戻って来た時は、

なんと、福岡の古い友人と一緒でした。

 

成田から同じ便、

しかも、通路を挟んで斜め後ろの席に座っておられました。

 

その方は、幼なじみと一緒のおばちゃん三人組みで、

別の幼なじみが住むシアトルへ向かっているところでした。

 

友人は、十二年前にもシアトルを訪問されて、

私の家にも来ていただいたことがあるのですが、

「空港でのやり方は覚えてない」と言われます。

 

私だって十二年も経てば、覚えてなどいません。

  

私は、年に二度、この空港から日本へ向かいますが、

空港の改築やシステムが変わるたびに、戸惑います。

 

ですので、今回、

シータック空港で、不安に思ったり、戸惑うかもしれないことを、

ちょっと書いてみました。

 

お役に立てたら嬉しいです。

 

楽しい旅行を!