恥ずかしい気持ちを克服する
恥ずかしさを捨てる
恥ずかしさで悩んでいる人は、
「恥ずかしいと思う気持ちを捨てなさい」と言われても、
「簡単に捨てられないから困っているのよ」と思うかもしれません。
どうしたら捨てられるのでしょう。
「人は、自分が思うほど自分のことを見ていない」
と思うのは助けになるかもしれません。
誰もあなたを見ていない
私がまだ若い頃、親友が、私の悩んでいることを当てた時、
「彼女は私のことを見ていてくれたんだ!」と嬉しく思いました。
ところが彼女は、いつもそうというわけではありません。
家族も同じでしょう。
「自分のことを分かっている人はいない」と思った方が良いのです。
実験
それで私は、
「自分が恥ずかしいと思ったことを、人は覚えているのだろうか」
と疑問が湧きました。
ある日、私は、自分の間違いを、とても恥ずかしく思ったので、
「これを自分は覚えていられるだろうか」と試すことにします。
恥ずかしかったことを考えないようにし、後で、
「何だったっけ?」と思い出そうとするのですが、思い出せません。
(「後で思い出す」ということしか覚えてない)
もちろん、これは実験なので、状況によっては違うでしょう。
とにかく自分でさえ思い出せないのですから、
他人が覚えているはずもありません。
(「誰が僕のオムツ(モンペ)を気にするの?」お尻の虫刺されアレルギー対策)
つまり他人にとって、こちらの間違いなど些細なことで、
悪く思う人はいないということです。
悪く思うとしたら、それは「間違い」なのではなく、
すでに自分のことを悪く思っていたか、
自分とは関係なく、
その人の心の中に、何か問題があったからでしょう。
自分も、自分を知らない
実は、自分でも自分のことが分かってないのです。
自分だと思っている自分は、他人が感じるのとは違っているそうです。
つまり、どちらも、本当の自分ではありません。
「他人が自分をどう見ているか正確に知る」なんてサイトもありますが、
ある程度は知ることができても、正確ではありません。
自分で気付かなければ、意味のないことなのです。
つまり、自分も、他人も、
実際には存在しない架空の世界で、お互いにあれこれ悩んでいるのです。
まあ「自分を知りたい」と思う人にとって、それらのサイトは、
ビジネスとして成り立っているので良いのでしょう。
ビジネスと言うと、私の友人で、
記事を6つ書いただけでPVは伸びたけど、コメントや質問も増えてきたのでブログを閉じたと言う人がいます。
(その彼女)
私が、
「え?なんで閉じたの?」と聞くと、
「無料のブログだから」
つまり、タダで教える義理はないのだそうです。
彼女は、それを仕事にするつもりはなかったようですし、
その知識が時代遅れになっても「だから?」と言うだけでしょう。
しばらくの間、彼女の知識は、日本人には無いと思いますし、
いたとしても、彼女の視点とは違うでしょう。
(公開できないのは残念ですけれど)
ですから、彼女は、これを書いている私に厳しい意見を言います。(汗・・・)
それを聞いて、私は、
がっかりすると同時に、なるほどと勉強にもなります。
(つまり、恥ずかしい)
人は、なぜ他人を気にするのか
それは、認められたいからです。
努力しただけ人は認めてくれる、というのは理想で、現実的ではありません。
どれだけ努力したではなく、その人の動機が問題なのです。
ですから「認められたい」というのは捨てた方が良いのです。(難しいけど)
評判を気にしているのであれば、悪いことではなく、良いことを考えましょう。
「気にしない」(虐待されてたワンコ・今は幸せよ🎵)
それに、自分のことではなく、相手のことを考えた方が良いのです。
また、自分を他人と比較するべきではありません。
こんな英語があります。
The grass is always greener on the other side.
「向こう側の芝生はいつも緑」
「人はいつも、他人のものは良く見える」という意味です。
つまり、他人を気にしている限り、何も変わらないということです。
全ての人は、自分のことで誠意一杯です。
もちろん、誠実に考えてくれる人もいます。
それはまた別の話で、ここでは一般的なことを言います。
はい、皆は、あなたが考えるほど、
あなたの失敗を悪く思ってませんし、
あなたのことを気にかけてもいません。
「他人が自分のことをどう思っているのか」なんて心配するのは無駄です。
自分が尊敬されてないから、自信がないから、
そんなことを考えるのです。
まとめ
「恥ずかしい気持ちを克服する」ためには、
- 他人は、自分のことをさほど考えてない
- 考えるとしたら、ほとんどは自分にとって都合が良いから
- 他人はそれに気付いてないので、非難されても気にしない
ということで、
- 気にするのは、自分の性格や行動に問題がある時だけ、
- それ以外は「皆同じ」
と思って良いでしょう。
それではこの辺で、シータック!